一般社団法人よだか総合研究所(以下、よだか総研)は、岐阜県本巣市および揖斐川町で、まちづくりや子ども支援に関する事業を展開するローカルシンクタンクです。よだか総研では、岐阜県揖斐川町の共有山林「根尾川むいむいの森」や近隣の中山間地域を舞台として、企業・公共団体向けに、持続可能な経営や社会的価値が求められる時代に、独自の価値を創出するための研修プログラムを提供しています。人材育成・事業開発・社会貢献の方針やご要望に応じ、企業研修の経験豊富なスタッフが、柔軟に対応します。お気軽に、お問い合わせください。
研修メニュー(例)
・サウンドスケープ |座学120分程度+体験120分程度
私たちは、意図して目をそらしたり、閉じたりすることができます。しかし、ある音だけを聴かないようにしたり、耳を閉じたりすることは困難です。この研修では、コントロールできないもの・受動的な状態・未解決のものを受容する能力(ネガティブケイパビリティ)を磨きます。森の環境に身を委ね、ただ耳を澄ますことで、様々な音の風景(サウンドスケープ)を発見し、さまざまな方法で言語化や図示をして共有します。

・ブッシュクラフト |座学120分程度+体験120分程度
20世紀の製品開発では、世界中のあらゆる素材や部品や労働力の、単純なコストのみを計算してデザインされました。しかし、SDGs以降は、これまで外部不経済だった環境汚染や人権が、経済の内部に反映されます。今この場所にある資源や機会、身近な素材から製品を作ることが、22世紀の製品開発となります。この研修では、与えられた環境(森)、限られた道具(ナイフ1つ)という状況から、身近な素材を組み合わせて価値を生み出す仕事の方法を学ぶことができます。

・プレイワーカー体験 |座学120分程度+体験半日程度
プレイワーカーは、こどもの自由な遊びを見守る専門家です。こどもの遊びは、大人の仕事と違って、納期を守らなければ、仕様も満たしませんし、指示にだって従いません。しかし、こどもの遊びは、ほとんどの大人の仕事で失われた、自主的や独創的に溢れています。この研修では、本源的に自主的な存在(=こども)をケアする事によって、自主的な仕事や独創的なプロジェクトを見守る手法を学びます。

実績
◎多様な業種(自治体、金融、電力通信、製造業等)、多様な規模(大企業〜中小)との実績有
◎企業社員を対象としたイノベーション創出や組織開発に関する研修の企画運営 約20件/年
◎自治体・NPO・一般市民を対象とした研修 約30件/年
根尾川むいむいの森 について
よだか総研が所有する揖斐川町谷汲地域の約70,000㎡の山林を整備し、共有山林として使用しています。
子ども・若者向けに豊かな体験や安心できる居場所を提供するために、自然体験活動の経験豊富なプレーワーカーや子どもの社会的自立を応援するソーシャルワーカーを配置し、近隣地域の子ども若者を受け入れる「ユースセンター」を実施しています。 (毎週月曜日、10時-15時)
アクセス 谷汲山華厳寺 町営駐車場に隣接 大垣駅から車で40分
主な担当者
小池達也
代表理事、ファシリテーター、政策デザイナー、プロジェクトデザイナー
大学院卒業後、金融系NPO・起業家支援NPOを経て現職。事業企画、経営支援、企業CSR、ソーシャルイノベーション等の事業実績多数。岐阜県災害ボランティアコーディネーター、鳥取大学非常勤講師など公職多数。2025年4月より国内シェア1位部品メーカーの経営企画部門にも在籍し、企業価値の創造や社会課題解決を目指した新規事業開発・ブランディング・組織開発を担当。

千葉篤志
インタープリター、プレーワーカー
岐阜県郡上市出身。2003年から、自然と人とをつなぐインタープリターや、子どもが自由に遊び育つ環境づくりをサポートするプレーワーカーとして活動し、専門性を磨く。各地で自然体験やプレーパークなどの場所を作り、子ども達の遊びの可能性を広げている。同時に大人向け自然体験プログラムや研修プログラムも展開。文化・芸術・サブカルチャーへの造詣も深い。

法人概要
名称 一般社団法人よだか総合研究所
代表 代表理事 小池達也
設立 2016年3月24日
住所 501-1303 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬878 むいむいの家