子ども拠点ゼミ:レポート1

2020年12月17日、2021年1月16日に、「子どもの、子どもによる、子どものための拠点ゼミ」の#1,#2を開催しました。子どもの権利と現状について学び、地域の子どもの声と向き合う時間になりました。

#1
#2

以下、参加者の感想です。

子どもについて、多方向から話ができた様に思います。なんていうか、優しい大人ばかりと話せたので、帰ってから子どもに優しく接することができました。結局、大人をどうしていくか…なんですよね。大人は難しい印象があります。もともとは、大人も子どもなんだけど…

概ね「やっぱりそういう方向かー」という歴史的定位ができた感じ。 当地でアクションするには、まだ「伝わらないなぁ」という感じがある。保護対象=>参加する主権者 という認識の変化は、時間がかかるな。社会資源へアクセスできない/しない 人々の不信と憎悪を何とかならんものかと思う。子どもの憎悪ならまだ受け止められるかもしれない。憎悪にフタをしないと思い知る。むしろフタを開けてしまおう。

覚えた新しい言葉のメモ。
子どもの権利 参加する権利
ためし行動
Views <=>意見

このゼミの翌日、別の学習支援団体から、「トライに契約を取られたので、対抗戦略を考えたい」という話を聞きました。その話によると、学習支援の全国市場シェア(市場じゃ、ないんだけど)最大手はトライ。価格競争で低めに入札して、派遣とバイトの社員が現場に入る。当然、勉強を教えるスキルしかないので、勉強のモチベーションがある人しか利用しなくなります。子どものviewsを受け取る大人がいない市場中心の社会システムに、今まさに学習支援の現場さえも置き換わっているんだなーと思いました。。(NPOは、市場開拓の尖兵になってしまっていたりする)であればこそ、企業には決して真似できないこと、例えばviewsを受け取る地域の大人たちがいることや、子どもがパターナリズムに抑圧されないことが、一層大事になると思いました。

参加者の中で私が1番年齢が高かったと思いますが、自分の教育やこどもに関しての考え方が古いなあと反省しました。教育現場も行政も権力ある人は年配の方です。ここを変えることは難しいですが、現在学校ではどんな教育がされているか理解して、不足している部分を我々で補っていきたいです。まずは子どもの現状、情報を得たいと思っています。

良かったです。あまり会の主旨を把握しておらずに参加しましたが、貧困家庭の様子を知れたこと、学習支援が最後の砦感があるという話など、印象に残りました。個人的な収穫は以下
・veiwsの話: すべての人の子育てに応用できるな、と。子供がveiwsを持っていること、大人がそれを丁寧に汲むこと、が、もっと普通のお母さんの間でも知られると良いな、と感じました。
・貧困層の虐待と高所得層の教育虐待の共通点:貧困家庭は、そもそも親の時点で大人を信用しない子供のまま育っているので、社会を信用していない、という話。深く納得したし、万年反抗期な自分(笑)を省みるきっかけになりました。 次回も楽しみにしています。

子どものためという名目で、大人たちが楽になれると良いな。
社会のためのいう名目で、子どもたちを楽にできると良いな。
居場所に来られない人の存在とかの、見えない部分が見えるようにするためには、やっぱり、地域のつながり(行政も含む)を使って、情報をもらうのが早いかなぁ。ちいきのつながりが切れてしまっている部分をうまく補えれば、なんとかなりそうな気もする。

皆さんの顔はわかるが名前が覚えられないので、次回は私が簡単な名札を持っていきます!

同じ意識の方々と話ができると、次のアイデアが浮かんできてありがたいです。次回も楽しみです!

自分枠での考えだったのが、みなさんのお話を聴いて いろんな意見 思いが知ることが出来ました。また、継続していくには考えていなかった訳ではないですが、必要なことだよなぁっと 改めて考えさせて頂けました。来月が楽しみです。