レポート:森林保全ゼミ

根尾川むいむいの森(門前) 森をみる 2024/6/12
森林を保全するため、根尾川むいむいの森を観察して、改善計画を考えました。

行程

・地形図を基に考察
・東屋⇒焚き火エリア 立ち枯れの木、植生確認
・(旧)谷汲観光資料館横 小川の痕跡辿る
・谷筋を辿る => 尾根
・尾根 => 環境改善箇所確認

焚き火エリア横

立ち枯れの木 ⇒ 安全のため、今後撤去する。
以前、炭焼きをしていた痕跡がチラホラあった。
伐倒した跡や、『ひこばえ』の跡のある木があるのが見られる。

(旧)谷汲観光資料館横

=>更に水の流れを辿って上に目をやると…

水が染み出ている岩肌に遭遇!

谷筋を辿ってピークを目指す  

いくつか獣道発見! 案の定ヒルのパラダイス!!
しかし、水源は見当たらず…

直登してみる ⇒ 尾根にあたる

尾根伝いに南下 ⇒ 眼下に谷汲小学校が広がる

尾根付近の谷筋の確認

小川の水の流れ確認

東屋と焚き火エリアの間

いまむかしマップで過去の環境確認

1976 => 2024

谷筋の先に田んぼが広がる。(1976年)
水の流れを断ち切るように、資料館が建つ。

=>
行き場を失った水が上手く流れを作れていない。
手入れを施していないので、土砂や砂利が堆積している。
水も空気も停滞する。

環境改善するといいこと

●水源周りの整備   水の神様 水神様
水が湧いてきそうな場所を掘ってみる。
土砂や砂利、折れ枝や葉っぱなどを取り除いて水の流れをつくる。

●水源から水を下まで流すプロジェクト! ~谷をつくりながら~
水の流れを見ながら、土砂や砂利、溜まっている泥を取り除く。
渓流の様に、所々に瀬や淵の様な変化をつける。
崩れそうな箇所は、しがらみを組んで保護する。
水の流れと一緒に、風が通るようにする。上に被る枝は除去する。
人が沢山通るような所は、丸太の橋を架けてもいいかも。